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サポートセンター構想

平成16年1月 サポートセンター永田がオープン
~暮らし慣れた地域社会での生活を支えるサポートセンター構想2004~

~はじめに~
 私たちが「出来る限り現在の生活を継続したい」という高齢者自身のニーズと、心身・費用とも過重な負担を強いられる在宅介護者の双方を支えるシステムとして、アメリカのPACE(高齢者包括的ケアプログラムの略で、出来る限り在宅での生活を支えていく仕組みのこと)と類似した包括的ケアシステムをサポートセンターという形で提案してきましたことはご存知のことと思いますが、これはバリアフリーの(障害のない)住環境とフルタイム・フルサービス(いつでも介護・看護・食事などが使えるもの)によって24時間365日連続する安心の生活を提供するという、従来の施設と同様のサービスを出来る限り自宅の近くで、暮らし慣れた地域社会の中で提供することを目指したものです。
 平成14年1月1日に三和地区に開設した全国初のコンビニ型(小規模多機能サービス拠点)であるサポートセンターと、同年4月1日に関原・上除地区に開設したネットワーク型のサポートセンターは大きな反響を呼び、共に厚生労働省の局長や県知事を始め全国各地から年間三千人を超える見学者が訪れていますし、施設でも自宅でもない第三の介護生活としてその整備が期待されているところです。
 そこでこの度、永田地区の皆様のご理解とご支援により、コンビニ型・ネットワーク型に続く新たなサポートセンターであるコラボレート型(民間との共同)サポートセンター永田を開設しました。
      

◎サポートセンター永田の特徴
1.小規模完結型のコンビニエンスサービスが提供されること
2.従来の施設と同様(食事・家事・介護援助・入浴・看護など)のサービスを受けることが可能なこと
3.高齢者総合ケアセンターこぶし園の包括的ケアシステムのノウハウとネットワークによる支援が受けられること
4.関連の長岡医療と福祉の里による、医療・福祉サービスの支援があること
5.住宅部分の建築に対しては民間事業者が担当され、これに長岡市からの支援があり住宅機能が従前よりグレードアップしていること
                    

◎提供サービス
★介護保険事業
 1.通所介護  デイサービスセンター永田(定員26名) 365日対応型 
 2.訪問介護  24時間ケアサービスステーション永田 24時間365日対応型
 3.訪問看護  こぶし第3訪問看護ステーション  365日対応、夜間緊急対応可 ※現在廃止
 4.居宅介護支援事業所  ケアプランセンター永田  介護計画(ケアプラン)作成機関
★介護保険以外
 5.長岡市在宅介護支援センター永田 24時間365日対応型
 6.配食サービスステーション永田    3食365日の配食
 7.ユニバーサルハイツ永田(8室)   バリアフリー対応住宅

                      
◎普通の暮らしを支えるシステム 
 新型特養に代表される「ユニットケア・個室」は大人数の施設を小割にして個別化を目指す手法で、部屋は個別化することができますが効率化を命題としている施設ケアにおいては介護の個別化が困難ですし、現在のシステムではなによりも家族関係や近所付き合いから離れなければなりません。
 サポートセンターはこの意味においても「ユニットケア・個室」の地域版といえるものですから、介護を受ける個人の生活を守りながら家族関係や近所付き合いを継続していける利点があるのです。

 あなたは自分の親や配偶者をどこで介護しますか?
 あなたはそれを一人で続けることができますか?
 あなたは現在の老人ホームや老人保健施設で生涯を過ごしたいと思っていますか?

 福祉サービスはやむ得ぬ選択として使うものではなく、児童福祉施設である保育園のように、いつも使う人たちの目の前にあるもので、使って良かったと思えるサービスです。だから小規模で多機能なサービスが地域に分散することが必要なのです。
     
◎経済効率
 ユニットケア・個室という新型老人ホームの場合、例えば最近の事例では定員100名の施設建設に総額25億円がかかり、加えて施設利用者にはそれまでなかった部屋代が一ヶ月に4万~5万円かかることになったのですが、サポートセンターの場合、三和を例にしますと、既存の建物の改修ですから総額5千万円で左記のサービスを提供することができましたし、部屋代は一ヶ月2万9千円です。

 サポートセンター三和の提供サービス
 ・通所介護(デイサービス) 定員15名
 ・訪問介護(ホームヘルプ) 利用者50人 ※現在廃止
 ・訪問看護 利用者40名 ※現在廃止
 ・痴呆対応型共同生活介護(グループホーム) 定員8名 ※現在移設      
 ・配食 3食365日 利用者20名 ※現在廃止
 ・バリアフリー住宅 4室
 ・居宅介護支援事業所 ※現在廃止                           
                                 
 単純比較ですが、介護費用も土地代も除いて住環境とサービス事業所の整備だけで25億円対5千万円ですから、サポートセンターにかかる投資は50分の1ということになり、これはサポートセンターに対して新型施設と同額の投資をすれば、ひとつの老人ホームの整備にかける費用で下記のサービス量が地域社会に分散して整備することができるということになるのです。
 ・通所介護 定員15人×50ヶ所=750人分
 ・訪問介護 利用者50人×50ヶ所=2,500人分
 ・訪問看護 利用者40人×50ヶ所=2,000人分
 ・痴呆対応型共同生活介護 定員8人×50ヶ所=400人分
 ・配食 3食365日 20人×50ヶ所=1,000人分
 ・バリアフリー住宅 4室×50ヶ所=200室
 ・居宅介護支援事業所 50ヶ所
 介護サービスの基盤整備にかける投資として、地域社会から離れたところに僅か13?/人の何もないベッドだけの居住環境を25億円もかけることが必要なのでしょうか?
        

◎富士山登山論
 元日に御来光を見たいと富士山頂を目指して登山される方が大勢おられることをご存知かと思いますが、この時に悪天候で8合目付近で登山道が崩れてしまったとします。
 そうしますと近くの山小屋に一時的に避難して、登山道の復旧を待つことになるのですが、待てども待てども道を直してもらえません。
 山麓からは御来光を求めて、次から次へと登山客が登ってきますので、山小屋の前には大勢の待機者が並びますし、雑居部屋の山小屋生活も長くなってしまいます。すると誰かが「待機者がいるのだからもっと山小屋を作るべきだ」「8人部屋や4人部屋ではプライバシーが守れないからユニットケア・個室にすべきだ」と言うのですが、何かが違うのではないでしょうか?登山客は山小屋(例えば施設)で暮らしたくて登山したのではありません。山頂に登って御来光が見たい(今の暮らしを続けたい)のです。だとすれば一時的な避難場所として山小屋が必要なことは当たり前のことですが、平行して登山道(在宅支援サービス)を整備しなければいつまでたっても登山客のニーズが解消されることはありません。
 私たちがサポートセンター構想を展開している理由はまさにこのことにあり、出来る限り暮らし慣れた地域社会の中で、高齢者と共に介護者の負担や地域社会の負担を減らした上で、その人らしい暮らしを支えたいと思っています。
 どうぞサポートセンター永田を見学され、新たな介護の仕組みをご覧頂ければ幸いです。
 
 

サポートセンター構想について 
~サポートセンターのご説明とご案内~

~はじめに~

 高齢者総合ケアセンターこぶし園では、「できるかぎり現在の生活を継続したい」という利用者自身のニーズと、心身・費用とも過重な負担をしいられる在宅介護者の双方を支えるために、地域社会に対する様々な取り組みと平行して在宅生活を支えるサービス作りに専念してきました。(たとえば、ショートステイ80床365
日24時間のホームヘルプと訪問看護・365日7:30~18:30のデイサービス・365日3食の配食サービスなど)
 しかし、介護サービスの中心はいまだに施設利用であり、その理由は在宅志向であった介護保健の導入後も在宅と施設サービスに格差がありすぎることであると考えます。
 また、介護保険の費用負担システム自体が未整理の中では施設偏重傾向になることはやむえないことですが、地域住民の多くのニーズが「できるかぎり今までの生活を続けたい」ことにあることを認識して、これらを支えられるサービスシステムを構築しなければなりません。加えて人はパンだけで生活しているのではなく様々なニーズを持っているのですから、提供されるサービスも様々な種類が必要だということで、私たちが早くから法人負担の大きい先駆的・開拓的事業に取り組みながら、様々なサービスメニューを用意してきたのはこのためでした。
 
◎サポートセンター構想について
 こぶし園では今まで様々なサービスを地域社会に分散させてきましたが、それぞれの地域に必要なものを組み合わせ提供する「サポートセンター構想」を展開することになりました。サポートセンターとは、車椅子生活に対応するバリアフリーの住環境と、24時間連続する看護・介護・入浴・食事サービスという「既存の施設」と同様のサービスを「今までの暮らしの中で」提供するシステムを作り、(従来の施設入所だけによる支援から)在宅やアパートなど地域社会で生活されている要介護者や介護家族を支えるためのサービスの集合体を意味しています。

 ◎コンビニタイプ(小地域完結型)のサポートセンター
 
 「サポートセンター三和」は近隣にサービスがありませんから小地域完結型のコンビニタイプとして7種類のサービスを提供しています。

◆サポートセンター三和
 長岡市三和3丁目138-2番地   電話:0258-37-6138 FAX:0258-37-6162
 ★365日型の通所介護(デイサービスセンター)
 ★365日24時間型の訪問介護(ホームヘルプステーション) ※現在廃止
 ★ケアプランを作成する居宅介護支援事業所(ケアプランセンター) ※現在廃止
 ★認知症対応型共同生活介護(グループホーム) ※現在移設
 ★訪問看護(訪問看護ステーション ※現在廃止
 ★バリアフリーアパート
                             

◎ネットワークタイプ(多種サービスの連携型)のサポートセンター
 「サポートセンター関原及び上除」は様々なサービスを結集したネットワーク型のサービスです。

◆サポートセンター関原
長岡市関原町1丁目4526番地   電話:0258-42-8501 FAX:0258-42-8502
 ★365日型の通所介護(デイサービスセンター)
 ★365日24時間型の訪問介護(ホームヘルプステーション)
 ★ケアプランを作成する居宅介護支援事業所(ケアプランセンター) ※現在廃止
                           
  
◆サポートセンター上除
 長岡市上除町西1丁目411番地   電話:0258-42-8503 FAX:0258-42-8504
 ★認知症対応型共同生活介護(グループホーム)
 ★ケアプランを作成する居宅介護支援事業所(ケアプランセンター)
 ★地域交流スペース
  ・ボランティアサロン
  ・福祉ミニ図書館(social welfareとボランティアの専門)
  ・各種研修事業(ヘルパー2級・ボランティア基礎・外国語講座等交流スペース)
 
                              
 そして…
 
◆こぶし園
 ★短期入所生活介護(ショートステイ)
 ★訪問看護(訪問看護ステーション)
 ★3食365日の配食サービス
 を組み合わせた包括的なサービスが提供されます。
 これに現在協議していますバリアフリーアパートがあれば既存の老人ホームと同様のサービスが、生活のより近くで、そして新型老人ホームや新型ケアハウスより低額で提供できるものなのです。

◎新しい暮らしの提案
 このように「サポートセンター」は、小地域完結型やサテライト型など様々な形態があり、それぞれの地域ニーズに合わせた展開を原則としています。
 「施設でも自宅でもない、多様なサービスを利用して地域社会で普通に暮らす手法」「自分自身が利用したいサービス」の実現に向け具体的に提案したのがこのサポートセンターであり、これを各地域(2中学校区に1カ所程度)に設置することで、住み慣れた地域社会で家族や友人に囲まれた「介護社会」が維持できるものと考えています。もちろん私たちの力量で全てをカバーすることはできませんのでこの手法が多くの地域に広がることを願っています。
 また加えてサポートセンターで提供する包括的サービスの特性は既存の施設で提供されているサービスと同様ということですから、施設と同様の包括払い定額制の給付という新たなシステムを探るためにも重要だと考えており、平成13年度厚生労働省の研究助成を受け、長岡市・社会福祉協議会・医師会・市民団体・サービス事業所などと研究を行いました。
 どうぞみなさんの目で、私たちの「新しい暮らしの提案」の中身を確かめ、また厳しい視点でこの取り組みに対するご批評をいただき、またご指導くださいますようお願い申し上げます。
仕事と介護の両立サポート事業
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